2016年12月03日

IFERROR関数でエラーの時の表示を設定する / Excel / 論理関数

Excelの関数で計算結果がエラーの時に表示する値を設定します。
IFERROR関数を使用します。

例えば、ある値を"0"で割ると"#DIV/0!"とエラーが表示されます。
この様なエラーになる時エラーだったらエラー表示ではなく指定した値、エラーじゃない場合はその値を表示するのがIFERROR関数です。

例えば、C列にこのような式を入力します。
20161128-01.JPG

すると、B3は"0"なのでC3には"#DIV/0!"が表示されてしまいます。
B4はエラーにはならないので計算結果が表示されています。
20161128-02.JPG

ここで、エラーだったら"1"を表示する様にしてみます。
「関数の挿入」で論理関数から"IFERROR"を選択して「OK」します。
20161128-03.JPG

「値」は割り算の式"A3/B3"、「エラーの時の値」に"1"を設定します。
20161128-04.JPG

するとこのようにC3はエラーになるので"1"、C4はエラーではないので割り算"10/1"の値が表示されました。
20161128-05.JPG

実は、このIFERROR関数はExcel2007から登場した関数なのですが、それまでIF関数とISERROR関数を組み合わせて行っていた計算がこの関数によって簡単に行うことが出来る様になりました。
同様の計算をIF関数とISERROR関数を使うとこのような式になります。
20161128-06.JPG

ISERROR関数でエラーかどうか調べて、IF関数でその結果によって表示する値を指定します。
結果は同じです。
20161128-07.JPG

さて、このエラー回避ですが、"LOOKUP関数"や"VLOOKUP関数"で検索対象が存在しない時に表示されるエラー"#N/A"を回避するのに使用できます。
応用例はコチラです!


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エラー値について(#VALUE!、#DIV/0!、#NAME?、#N/A、#REF!、#NUM!、#NULL!とか)


ラベル:IFERROR
posted by haku1569 at 21:33| IFERROR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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