“Ceiling”(シーリング)は“天井”、“上限”って意味。“シーリングライト”の“シーリング”ですね。
端数処理の中には“天井関数”という、簡単にいうと実数を整数に切り上げをする関数があります。Excelの“CEILING関数”の倍数を“1”にした関数のようなものですね。
倍数を求める値を“必要数”、倍数を“購入単位”としていくつ購入すればいいかを、“CEILING関数”で求めてみましょう。購入数は必要数より少なくなったらまずいので、切上げ処理をする“CEILING関数”を使います。
購入単位というのは1箱の入り数。購入は箱単位でしか買えません。
ちなみに、この表は「テーブル」の設定をしています。
「数式」「数学/三角」から「CEILING」を選択します。
(Excel2013では“CEILING,MATH”になります )
数値:“必要数”が入力されているセルを指定します
倍数:“購入単位”が入力されているセルを指定します
(テーブルに設定されているのでセルの名前がフィールド名の最後の方になって分かりずらいです)
「OK」で購入単位の倍数の内一番近い値で切り上げられました。
ちなみに、12個単位は“ダース”っていいますよね。知らない?
箱入り鉛筆の本数とか。。。ゴルフボールとか?
12って数字は、約数(割切れる数)が1、2、3、4、6、12と6種類ありますが、10は1、2、5、10の4種類しかありません。
何がいいかって、箱詰めする時2x6とか3x4とか自由度がありますよね。
応用例
時間を10分単位で丸めたり、切上げ、切捨てをしてみた
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