繰り返し処理と言うのは、ある処理を設定した回数だけ繰り返して行うことです。
今回の試作は、セルに1を表示させるのを下方向に30回繰り返して30個のセルに次から次へ1を入力させてみます。
こんな感じに
繰り返し処理
通常変数を組み合わせて
For i = 1 To 30
変数iを使用したマクロ
Next i
という使いかたをします。
変数iに1から30を代入します。
まず、i=1にしたマクロを実行させてからNext iでi=2にしたマクロを実行しi=30まで続けます。
コーディング
Sub Macro1()
'マクロを実行するシートを選択
Worksheets("Sheet1").Select
'iを変数に設定
Dim i
'iが1から30まで繰り返す
For i = 1 To 30
'A列i行目のセルに1を入力
Cells(i, 1) = 1
'次のiを実行
Next i
End Sub
こんな感じです。
マクロの実行結果
マクロを実行するとこうなります。
サンプルExcelファイル:20191006_繰返し処理.zip
この繰り返し処理は処理の流れの「7. 4〜6を繰り返し」で使います。
多くのマクロの使用目的は同じ処理を何回も繰り返すのが面倒だからマクロで自動化するって言うのが多いのでこのFor〜Nextはとても使用頻度の高いVBAです。
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さて、貴方はこの電卓を使いこなすことができますか!?
まるで、挑戦状を叩きつけられているようだ!