ばらつきだの標準偏差だのを調べていると、“平均誤差”とか“標準誤差”って言う言葉にぶち当たることがあります。何だろうと思ってみてみると、それって“平均偏差”や“標準偏差”と同じこと?
って、何だか言葉だけが混同して訳分からなくなってしまうのですが、これって誤差の話なんです。
つまり、データの分布の話ではなくてある目標値(真値だったり)との誤差の話です。つまりどちらかと言うと工学的な、実務的な話。
以前ばらつきと誤差についてまとめてみましたがつまりそう言うことなんです!(ってどういうことだっ!)“偏差”と言うのはデータの平均値に対する差のこと、“誤差”と言うのはデータの目標値(真値とか)に対する差のことになります。
なので、計算式は一緒です。紛らわしい言葉が出てきても戸惑う必要はありません

因みに、計算式通りの表現をすると“平均誤差”のことを“平均絶対誤差”MAE(Mean Absolute Error)、“標準誤差”のことを“二乗平均平方根誤差”RMSE (Root Mean Squared Error)と言います。






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