梱包箱に対して同じ大きさの小箱を全て同じ向きで箱詰めする場合、小箱の向き6通りについてそれぞれの梱包数と、余りのスペースを表示させます。
余りのスペースを有効活用し向きを変えて入れるような計算まではしていないので、そこは余りのスペースを確認して手計算で追加してみてください。(*´Д`)
梱包数の出し方は、梱包箱の各辺の長さを小箱の辺の長さで割った時の割り算の商(整数部)と余り(剰余)を求めて小箱の総数を求めるだけ。
特に、難しいことはしてありません。がー、箱の並べ方が6通り、で格3辺の数と余り2つの計算なので、6×3×2=36通りの計算式を入力するのがちと面倒です。
なので、サンプルファイル:梱包数.xlsxを添付しました。
さて、
幅:A、奥行き:B、深さ:Hの段ボール箱に、
幅:a、奥行き:b、深さ:hの小箱を
そのままの向きで入れた時の数は、
幅方向には Xa=A÷aの商、
奥行方向には Xb=B÷bの商
深さ方向には Xh=H÷hの商
なので、梱包箱に入る商品の数は Xa×Xb×Xh となりますよね。
で、商品の小箱を入れる向きは6通りあるので、その6通りについて同様に計算していけばいいわけです。
で、こんな表を作ってみました。
表の下には図を貼り付けてました。これがないと6通りの並べ方が分からないですよね。
これによると、梱包箱が600×400×350で、商品が160×80×50の時にEの並べ方の時に一番多い120個入ります。ですが、幅方向と奥行方向の余裕(余り)は“0”になってしまっています。
表の数の計算は割り算の商を求める“QUOTIENT”関数を使います。
余りは“MOD”関数を使います。
また、余りが“0”の時は目立つようにセルが赤になるように条件付き書式を設定しています。
余りが“0”と言うのは余裕が全くないので実際は入れられません。
余りが“0”なってしまったら商品のサイズを実際より少し大きくして余裕を持たせてあげましょう。
商品の奥行と深さをそれぞれ2oずつ大きくして余裕をもたせるとこの様な結果になってDの並べ方で98個入ることになります。
図6
また、商品の小箱の並べ方は、物によっては向きが制限されるものもあるだろうし、パッケージの向きも制限されるかもしれないので、6通り全て選択できるとは限らないでしょう。
なので6通りの各辺の数と余りを表示させておくと後々便利だとおもいます。
関連ページ
・MOD関数で割り算の余り(剰余)を求めてみた
こないだホームセンターを徘徊してたら、ジグゾーパズル売り場の近くに木製の立体的な組立式のパズルと言うかオブジェがあった。
面白そうだなーと思ってネットを徘徊してたら、こんなの見つけてしまった!
立体パズルって書いてあるけど、これはもう、木製おもちゃの組立キットでしょ?
しかもゴム動力で走る!すごい!