表をテーブルに設定していると式でセルを使用するとセルの記号ではなくテーブルの列のラベルで表示されてしまう。
これは、「エクセルのオプション」で「数式でテーブル名を使用する」設定がされているためです。
こんなテーブルがあります。
"金額"という列を追加して、セルを選択しながら「数量」x「単価」の式を設定します。
すると式はこのようなテーブルの列のラベルを使った式になります。
と、このように金額が計算されました。
ここで、「エクセルのオプション」を開きます。
と、「数式」の「数式の処理」で「数式でテーブル名を使用する」にチェックが入っています。これを外してみます。
で、同じようにセルを選択しながら数式を設定していくとテーブルではない時の表と同様にセルの記号で表示されました。
で、同様の計算結果が得られました。
で、「数式でテーブル名を使用する」にチェックを入れておくとセルの範囲をいちいち指定しなくてもテーブル名だけでセル範囲を指定することができます。
例えば、"VLOOKUP関数"でテーブルの単価を検索してみます。
範囲名に"テーブル1"と入力します。
すると、商品Aの単価が表示されました。
テーブルは行(レコード)を追加すると自動的にテーブルの範囲が拡張されるので商品"E"のデータを追加しても"VLOOKUP関数"の範囲名はそのままで構いません。
Eの単価が表示されます。
「数式でテーブル名を使用する」にチェックが入ってないと、セルの範囲していをしなければならないので"E"の行が追加されたら"VLOOKUP関数"の範囲も1行増やしておかないと"E"のデータの検索はできません。
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