出社時刻と退社時刻のデータがあります。
まずは、勤務時間を求めます。
勤務時間は、「退社時刻」-「出勤時刻」で求められますよね。
と、勤務時間が求められました。。。
まず間違ってしまう例です
この勤務時間を見ると、11月23日は9時間15分。11月24日は10時間52分になっています。
ちなみに、セルの書式は「時刻」に設定されています。
んで、時給が\1,000なので、「勤務時間」x「時給」で1日の賃金を求めることができますよね?
と、あれれっ!?
11月23日が、\388。11月24日が、\452って、ありえへん!
勤務時間の計算が間違ってるんですよね。きっと、
と言う訳で、「勤務時間」の書式を「標準」にしてみたら、、
なんと、1時間も勤務してないことになってます。。
んでは正解です
「出社時刻」も「退社時刻」もシリアル値なので、その引き算で求めた「勤務時間」も当然シリアル値です。書式の設定による表示に惑わされてはいけません!
では、このシリアル値の勤務時間を“時”で求めてみます。
シリアル値の“1”が“24時間”なので、“24”を掛ければ“時”が求められます。
11月23日が、9.3時間。11月24日が、10.9時間になりました。
んで、これに時給を掛けます。
すると、1日の賃金が求められました。
小数点以下も表示されてしまっているので、「セルの書式設定」で「通貨」を指定して、
すると、小数点以下が四捨五入されました。
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時刻のシリアル値とは
経過時間を「時」、「分」で求めてみた