Excelのピボットテーブルでテキストデータのフィールドのアイテムを選択してグループ化してみます。
数値データや日付(中身はシリアル値なので数値です)のフィールドをを行ラベルや列ラベルに設定すると自動的にグループ化の対象になりますが、テキストデータのフィールドはグループ化の対象にはなりません。
そんな時に、アイテムを選択することでそれらをグループ化させることができます。
例えば受注データがあって、得意先名毎の受注金額がピボットテーブルで集計されています。
行ラベルの得意先名にカーソルを置いて。「ピボットテーブルツール」「オプション」「グループ」を見ても「グループフィールド」はアクティブになっていません(灰色のまま)
そこで、グループ化したいアイテムを選択していきます。「Ctrl」を押しながら選択すると任意のアイテムを複数選択できます。選択するとセルの背景が薄灰色になります。
そこで再び、「ピボットテーブルツール」「オプション」「グループ」から「グループの選択」を選択します。
すると選択したアイテムが“グループ1”という名前でグループ化されました。
グループ化されていないアイテムは、それぞれの名前で1アイテムずつグループ化されています。
“グループ1”は自由に名前を変えることができます。ここでは“潟Aリス”系列の得意先としてグループ化してみました。
見易くするために、グループ化されたアイテムを折りたたんで非表示にします。
「ピボットテーブルツール」「オプション」「アクティブなフィールド」から「フィールド全体の折りたたみ」を選択します。
と、グループだけの表示になりました。
で、ついでに+ボタンも非表示にしちゃいましょう。
「ピボットテーブルツール」「オプション」「表示/非表示」から「+/-ボタン」を選択します。
と、スッキリ見易くなりましたね。
んで、このグループ化を解除するには、「ピボットテーブルツール」「グループ」から「グループ解除」を選択します。
すると解除されて最初の状態に戻りました。
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