DELTA(デルタ)関数を使用します。
例えば、同じ検査データが2人の入力者によって“データ入力1”と“データ入力2”の2つのデータが入力されています。2つの入力データが合っていれば正しいと判断し(2人とも間違って同じ値を入力したかもしれませんが。。。)合っていなければどちらかが間違っているため、再確認をする必要が出てきます。
「数式」「その他の関数」「エンジニアリング」から「DELTA」を選択します。
数値1:1つの数値か数値が入力されているセルを指定します。
数値2:もう1つの数値か数値が入力されているセルを指定します
このような入力になります。
bPのデータは2つのデータが同じなため“1”が表示されました。
これを全てのデータにコピーして、最後のセルにSUM関数でDELTA関数の結果を合計してみます。
すると、2つのデータが合っていてDELTA関数で“1”が表示された合計は“46”と求められました。データの件数は50件なので、4件はどちらかが間違っているため、再確認がひつようです。
このようにDELTA関数の応用としては、データ入力の正誤チェックや、テストの採点(答えと回答が同じ件数を数える)等が考えられます。
但し、それをExcelで実施するためにはその方法をよく検討しないと、かえって手間がかかってしまうかもしれません。
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エラー値について(#VALUE!、#DIV/0!、#NAME?、#N/A、#REF!、#NUM!、#NULL!とか)