Excelの関数で単位が“度(°)”の角度からラジアン(弧度)を求めてみます。
RADIANS関数を使用します。
ラジアン(rad / radian)は弧度と言い、円弧の長さと円の半径の比で表わされます。
なので、単位は無次元になり角度に半径を掛けると円弧の長さが求められるため、特に数学においては、“度(°)”を用いるより一般的に使用されます。
Excelの三角関数でも角度は全てラジアンを用います。
では、早速“度(°)”の角度からラジアンを求めてみましょう。
「数式」「数学/三角」から「RADIANS」を選択します。
角度:“度(°)”単位の角度または角度が入力されているセルを指定します
「OK」でラジアンが求められました。
関数を用いずに計算でも求めてみましょう。
ラジアン=PI()x角度/180で求められます。
と、関数で求めた結果と一致しました。あたりまえ〜。。。
それから、ここでは説明のために「数式」の「関数ライブラリ」から関数を選択しましたが、関数名が分かっている場合はセルに直接“=RADIANS()”と入力します。
“=R”と入力すると推定機能が働いて“R”で始まる関数が表示されるのでそこから選択することができます。
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