値フィルタを使ってピボットテーブルの値を抽出します。
注)Excel2007でラベルフィルタを使用する場合はファイルがExcel2007のファイル(xlsx)でないと使用できません。
2003のファイル(xls)では、使用できません(ラベルフィルタのアイコンがアクティブになりません)のでご注意ください。

仕入先毎に受注金額を集計したピボットテーブルで受注金額が50万円から100万円の間のデータを抽出してみましょう。
行ラベルの隣の矢印のアイコンをクリックします。


ドロップダウンリストの「値フィルタ」から「指定の範囲内」を選択します。
この一覧から様々な抽出条件を設定できます。


「値フィルタ」の画面で「“500000” と "1000000" の間」と入力し「OK」します。
すると、受注金額が50万円から100万円の間のレコードが抽出されました。


行ラベルからではなく、各アイテムからもフィルタをかけられます。
任意の仕入先の上にセルを置いて、右クリします。
「フィルタ」から「値フィルタ」を選択します。


あとは、「値フィルタ」の画面が開きラベルによる方法と同じです。

ちなみに、値フィルタで選択できるフィルタの種類は
①指定の値に等しい
②指定の値に等しくない
③指定の値より大きい
④指定の値以上
⑤指定の値より小さい
⑥指定の値以下
⑦指定の範囲内
⑧指定の範囲外
⑨トップテン
の9種類です。

次は、日付にフィルタをかけてみましょう。
日付もラベルになるのですが、ラベルに日付が設定されると日付独特のフィルタが選択可能になります。

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レポートフィルタで特定のアイテムのデータを抽出してみた