SKEW関数を使用します。
歪度と言うのは“尖度(せんど)”と共に分布が、正規分布かどうかを判断する目安に用いられます(あくまで目安です)
グラフの歪(ひずみ)つまり左右対称ではない程度を表します。歪度が0より大きいと左偏り、0より小さいと右偏り、0の時左右対称になって正規分布である目安になります。
まず、こんな製品の検査データのテーブル(表)があります。
データの歪度を求めてみましょう。
「数式」「その他の関数」「統計」から「SKEW」を選択します。
数値1:歪度を求めるデータ範囲
数値の入力は255箇所まで指定できますが、この場合は1か所の範囲でOKです。
「OK」で歪度が求められました。
歪度が-0.81となった。
と言うことは、0より小さいので正規分布に対し右偏りの分布になっているということがわかる。
実際にこの分布のヒストグラムをみると、
となっていて、確かに右偏りになっていることがわかります。。
ちなみに、"SKEW関数の"の式です。
それから、ここでは説明のために「数式」の「関数ライブラリ」から関数を選択しましたが、あらかじめ関数が分かっている場合は式を入力するセルに直接“=SKEW()”と入力します。
“=S”と入力すると推定機能が働いて“S”で始まる関数が表示されるのでそこから選択することができます。
関連ページ
尖度を求める / KURT
正規分布についてまとめてみた
歪度と尖度
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